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格安で選び放題?カッコイイ企業ロゴを作成する方法

これまで会社のHPや名刺などに記載していた企業名は、

全てフォントの調整でイメージを作ってきましたが

名刺を新しく作り直すことにしたので、

このタイミングで企業のロゴマークを作ろうという話になりました。

そこで、作業の外注やデザインで利用している


ランサーズ

というサイトで

試しにロゴを募集してみたところ・・・

なんと、応募が98件

しかもその中で色違いや背景違いなどがあるので、

実質的には150ぐらいのイメージの中から

企業イメージに合わせたロゴを選ぶことができ、

大満足の結果でした。

かかった費用は、54000円でした。

依頼するときに詳細の条件やコストを指定するのですが、

選択肢としては、下記の通り4つ。

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エコノミー
21,600 円 (税込) 予測提案数21件
安値で依頼でき、複数のクリエーターからデザインが集まります。

ベーシック
37,800 円 (税込) 予測提案数50件
より高いレベルのクリエーターからより多くのデザインが集まります。

スタンダード 一番人気
54,000 円 (税込) 予測提案数72件 /提案数保証15件
最も人気のプラン。高レベルのクリエーターから非常に多くのデザインが集まり、品質・提案数ともに充実。 提案が15件未満の場合は全額返金されます。

プロフェッショナル
91,800 円 (税込) 予測提案数121件 /提案数保証15件
トップレベルのクリエーターが最も参加し、非常に多くの選りすぐりのデザインが最も集まる最上位プラン。 提案が15件未満の場合は全額返金されます。

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私は、スタンダードの54000円のプランで諸条件を指定して

応募を待ちました。

結果、100件近くの中から選びましたが、

エコなイメージのロゴから可愛らしいロゴ

シャープなモノから柔らかい形まで、

全くイメージしていなかったロゴマークや文字イメージが網羅され、

クリエイターの方々の想像力には感服したと同時に

目指すべき方向や企業イメージがより強く再認識できました。

一つのところに依頼して洗練されたロゴを選ぶのもいいものですが、

個人や法人がそれぞれ知識と経験、知恵を絞って考え出してくれた

数々のロゴのなかから選定するのもいいものでは?

これからもランサーズを積極的に活用していくことと思います。


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「欲しい」と言われる営業をする方法

個人でも法人でも取引が行われるときは

まずどちらにどのようなメリットがあるのか、

お互いの立場で見極めることから始まります。

物販であれば、商品の価値と価格が双方にとって妥当か否か、

販売側は、製造原価や流通コストを考慮して

利益を確保した価格で販売したい、

仕入側は、販売価格や市場の需要の状況などを考慮して

利益が得られそうなら、数量を決めて仕入れる。

価格が、お互いの利益が合致する水準でなければ取引は成立しません。

これは至極当たり前の話ですが、

何事も相手があっての取引である限り、

相手にもメリットが無ければ話は進まないものです。

新規営業に行った際、自社商品や自社サービスが

いかに良い商品か説明しても、相手にメリットが無ければ

取引は成立しません。

取引をしたければ、まず、相手にどのようなメリットがあるのか、

この商品を買うことで、将来何の役に立つのか、

または、相手のどんな問題を解決できるのか、

具体的に示して納得してもらわなければなりません。

どんなに良い薬があろうとも、

病気も怪我もしていない人は、何もなければ薬は買いません。

(常備薬や湿布などを揃えておくぐらいはあるかもしれませんが。)

商品を売りつけるのではなく、

「そういうことなら使いたい」と思われるストーリーが必要です。

必要ない人に延々と説明を続けるぐらいなら、

必要としている人を探すことに時間を使う方が

圧倒的に効率が良いのです。

営業を考える際は、

まずは、自社商品がどのような問題を解決できるのか理解し、

次に、自社の商品を必要としているであろう

潜在顧客(ターゲット)を見極め、

そのターゲットに接触できる場所を探し、

問題解決のストーリーを説くことが重要です。

クレーム対応はメールで済ますな!

どんな商売をやっていてもクレームというものは発生するものです。

「クレームは、お客様の声を聞ける良い機会だ」とか、

「クレームこそ、リピーター確保のチャンスだ」とか、

いろいろ言われてはいるものの、

対応する者からすると、「クレーム」というだけで

ビビッて身構えてしまうものではないでしょうか?

そんなクレームですが、

その対応次第で、お客様もスタッフも気分が180度変わってしまいます。

クレームに限らず、お客様からの問い合わせや

不満などが出た場合、

とりあえず、嫌でも何でも、すぐにお客様に電話で状況を確認し、

こちらが出来る対応を提案することが重要です。

「すぐ」に「電話」が重要です。

これをメールで来たからといって、悠長にメールで返信して終わり

なんて対応をしていると、怒っていないお客様を怒らせてしまうことも・・・

電話で詳しい話を聞き、謝罪して、今後の対応策を伝える。

これだけで丸く収まることがほとんどです。

どんなクレームでも、何時間も怒り狂うお客様なんていません。

上司に代われと言われることもありますが、

その時は上司が、同じことをすれば良いのです。

私の会社でもクレームを受けることがちょこちょこあります。

「違う商品が届いた」

「開けたら壊れていた」

「ラッピングされてない」などなど、

物販にはありがちなクレームです。

上記などはクレームというまでもない事かもしれませんが、

弊社は幸いにも客層に主婦の方々が多いからか、

誠意をもって対応することで、

「無料にしろ」とか、「新しい物を今日もってこい」など、

理不尽なことを言われたり、無理難題を押し付けられたり

したことはこれまでありません。

いや、一度だけ、「交換品を持って謝りに来い」と言われたことがあります。

その時は、最終的に私が対応しましたが、

しっかり話を聞いたうえで、「お詫びに伺います」と言った時点で

「気持ちは分かったから、わざわざ来なくていい」と言ってくださいました。

人間、出来ることしかできません。

どんな仕事でも同じですが、

ミスしたときは素直に謝り、言い訳しないこと、
(事情の説明は必要ですが)

多少コストがかかっても、

ミスをカバーするために全力を尽くすことが重要です。

そして、それ以上に、クレーム対応はスタッフの意識も大切です。

最悪、商品をお客様に差し上げて、商品代金をお返ししたとしても、

一つの商品と送料分程度のコストしかかかりません。
(商品代金の多寡はありますが)

私は、スタッフに対して、どうしようもないお客様には、

最悪の場合、商品そのままで全額返金しても良いという決裁権は与えています。

それだけで話しが早く、丸く収まって、

スタッフも苦痛から解放されるのであれば安い物です。

売りたいモノは売るな!

ネットショップや店舗を運営にとって

仕入はとても重要です。

仕入ですべてが決まると言っても過言ではないぐらい重要です。

そんな仕入ですが、ある程度運営が軌道に乗ってくると

「感覚」で商品選定をして、「感覚」で仕入数を決めてしまいがちです。

これは、ある意味「センス」が身についてきているということで

商品を見た時に、「売れそうだ」という直感が働き、

その感覚は、時には「当たり」ます。

が、時には「外れ」ます。

つまり、五分五分の勝負(賭け)なのです。

カテゴリや商品ラインによっては、柄違いや色違い、定番品など

必ず売れる「鉄板」と呼ばれる商品がありますが、

新商品を仕入れる際に、「感覚」で仕入れると痛い目に遭うことも。

自分が一目ぼれして「売りたい(売れそう)」と思っても、

他の人はどうか分かりません。

ショップでは、「売りたいモノ」を売るのではなく

「売れるモノ」を扱うのが鉄則です。

そこに私感が入ってはいけないのです。

全くの新商品となると、ある程度感覚に頼る部分もありますが、

まずは類似品の販売歴やライバルの数、価格、季節要因など、

あくまでもデータに基づいて判断する必要があります。

展示会などで仕入れる場合、全てのデータを揃えるのは難しいので、

事前に今の売れ筋商品や過去の実績、ライバル店の品ぞろえなど、

商材の環境をリサーチしておく必要があります。

不良在庫を抱えるか、完売できるかは、

「いくらで、何個、いつまでに売る(売れる)のか」を考えて

確実に「売れる(売れている)モノ」を仕入なければなりません。

とはいっても、完全にデータに基づいて仕入れるのは不可能なので

やはり、日々、マーケット感覚を磨いて、売れているもの、

流行っているものに敏感になっていることも大切ですね。

銀行融資を受けるのに重要なコト

銀行の融資については、

「銀行は、晴れた日に傘を貸して雨の日に取り上げる」

などと揶揄されることが多いのですが、

実際、業績が悪いと融資が受けられないのは事実です。

そして、晴れの日に傘を貸すというのもその通りで

業績が良い時は、必要もないのに

多額の資金融資を提案してきます。

ただ、利益が落ちていても売り上げが伸びていると

追加融資や借り換えで融資額を増やしたり出来ることが多い。

銀行は、最終的に会社に残る利益より、

売掛金や現金など、会社の血液であるキャッシュフローを見て、

将来的に回収できる見込みがあるか否かを判断しているのです。

ということで、銀行融資で規模を拡大することを考える際は

まず売り上げ規模を伸ばすことが重要です。

利益率が低くても、極端な話、損益ゼロの取引でも

売上に繋がるのであれば、融資を受けるという視点から見ると

メリットのある取引になるのです。

資金があるのと無いのでは、機動力や安定性が全然違います。

私も起業当初は、「融資」とはいうが、所詮「借金」でしかない

お金を借りてまで規模を大きくする必要ない

と考えていましたが、事業を継続していくうちに考えが変わり

金融公庫や複数の銀行と交渉したり

市や県の制度融資を利用して安い金利で融資を受けたりと

一度に数千万円の借入を決めたこともあります。

お金が無くてドキドキ経営するより、

たっぷりお金を持ってワクワク経営するほうが

人生充実していると考えられるようになりました。

ただし、融資というのは他人のおカネなので、

リスクのある投資に遣うのは間違いです。

キャッシュフローも含め、リスクをコントロールしながら

上手く経営し、自身も会社も成長したいものですね。