売りたいモノは売るな!

ネットショップや店舗を運営にとって

仕入はとても重要です。

仕入ですべてが決まると言っても過言ではないぐらい重要です。

そんな仕入ですが、ある程度運営が軌道に乗ってくると

「感覚」で商品選定をして、「感覚」で仕入数を決めてしまいがちです。

これは、ある意味「センス」が身についてきているということで

商品を見た時に、「売れそうだ」という直感が働き、

その感覚は、時には「当たり」ます。

が、時には「外れ」ます。

つまり、五分五分の勝負(賭け)なのです。

カテゴリや商品ラインによっては、柄違いや色違い、定番品など

必ず売れる「鉄板」と呼ばれる商品がありますが、

新商品を仕入れる際に、「感覚」で仕入れると痛い目に遭うことも。

自分が一目ぼれして「売りたい(売れそう)」と思っても、

他の人はどうか分かりません。

ショップでは、「売りたいモノ」を売るのではなく

「売れるモノ」を扱うのが鉄則です。

そこに私感が入ってはいけないのです。

全くの新商品となると、ある程度感覚に頼る部分もありますが、

まずは類似品の販売歴やライバルの数、価格、季節要因など、

あくまでもデータに基づいて判断する必要があります。

展示会などで仕入れる場合、全てのデータを揃えるのは難しいので、

事前に今の売れ筋商品や過去の実績、ライバル店の品ぞろえなど、

商材の環境をリサーチしておく必要があります。

不良在庫を抱えるか、完売できるかは、

「いくらで、何個、いつまでに売る(売れる)のか」を考えて

確実に「売れる(売れている)モノ」を仕入なければなりません。

とはいっても、完全にデータに基づいて仕入れるのは不可能なので

やはり、日々、マーケット感覚を磨いて、売れているもの、

流行っているものに敏感になっていることも大切ですね。

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