Archive for 経営思考

成功するのに最も大切なもの By ロックフェラー

スタンダード・オイルの創業者で石油王と呼ばれた

ジョン・ロックフェラーの名言です。

「いかなる種類の成功にとっても粘り強さほど大切なものはない。

粘り強ささえあれば、ほぼなんでも乗り越えることができる。」

会社の仕事でも独立開業や起業でも大切なのは粘り強さだということです。

我慢して、工夫して、苦労して、試行錯誤して・・・と粘り強く取り組んでいけば

いずれ成功にたどり着くというのは事実。

ただ、単純に繰り返すだけや、指示されたことだけを続けていても

その先に成功はありません。

目的や目標を持って、小さい失敗を繰り返すことで、大きな成功に近づくものです。

起業でも、同じ。

失敗したからといってすぐに諦めず、ちいさな失敗を繰り返して、初めて成功するのです。

初めから大成功する人はごくごく一部。

成功するまで失敗を続けた結果、成功者と呼ばれるようになるのではないでしょうか。

電気を発明したエジソン、青色発光ダイオード(LED)を発明した中村修二氏も同じですね。

Have a good day!

目標が具体的かどうか・・・柳井正氏

今日は、ファーストリテイリングの柳井正氏の名言です。

「目標が具体的かどうか。

ちょっとしたことだが、
ここが成功する人としない人との決定的な差だ。」

人間というものは、怠惰な生き物で、

ついつい楽な方に流されてしまいがちです。(よね?)

たとえば、資格を取るとか、英語を勉強するとか、

固い意思をもって始めても、いつまでたっても目的にたどり着かず

気がつけば、半年、一年と時間だけが流れ、忙しいから仕方ないと

諦めたりしたことはないでしょうか。

これはよくあることだと思いますが、目的が達成できないのは

往々にして、具体的な目標が無かったり、進捗管理が出来ていない、

スケジュールを立てていないなど、基本的なことが原因なのです。

最終的な目的が、資格取得であれば、

それまでに達成すべき目標(チャプターごとのテストなど)を書き出し

スケジュール決め、それに従って進めていくことが大切です。

もちろん、付き合いで飲みに行ったり、家庭の事情などで

進捗が遅れることは多々ありますが、それは全く問題ありません。

重要なのは、「遅れた」または「遅れそうだ」と気がついたときに

スケジュールを訂正して、「現在の状態」を進捗に合わせることです。

これをしなければ、「どうせ遅れてるから・・・」と気が緩み

どんどん目的から遠ざかってしまうでしょう。

仕事でも勉強でも、いつまでに何をやるのかを決め、

「一度決めたら必死でやる。」のが基本ですが、

出来なければ、原因を考えて、スケジュールを引き直すことがとても大切です。

大きなプロジェクトや納期の長い仕事には、

スケジュールと進捗管理が重要なことは誰もが知っていると思いますが、

資格試験や英語の勉強でも考え方は同じではないでしょうか。

何か達成したいことがある場合には、目標設定から始めてみてはどうでしょうか。

【経営者の名言】下足番を命じられたら・・・小林一三氏

阪急東宝グループの創業者 小林一三氏の名言です。

「下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。
そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ。」

最近、若手社員の5月病やうつ病、モチベーションなど

入社してすぐの社員から入社数年の社員のやる気が続かず

何も身に付けないうちに、辞めていくケースが多いようです。
(まぁ最近だけの話ではありませんが)

若手が辞めていく理由の中でも、

「こんな仕事をするために入社したんじゃない」とか

「この仕事に何の意味があるのか?」などといった

不満を抱いた結果、退社するということが多いとか。

そもそもやる気が無いのは仕方がないのですが、

努力しないのは勿体ない。

会社の中では、どんな仕事でも、それが必要であり、

誰かがやらなければならないから存在するのであって、

新人が考える(思いつく)ようなことは、

既に誰かが思いついているはず。

これまでに改善された結果が

現在の仕事なんだと捉えて仕事を見ることも必要だと思う。

石の上にも3年ではないが、どんな仕事でも3年ぐらいは我慢して仕事を覚えてから

不満を意見として言えば、周りや上司も聞く耳を持ってくれるかもしれないが

入社して半年程度では、たとえそれなりのことを発言しても

相手にされないことのほうが多いだろう。

仕事もスポーツと同じで、最初から一流のプレイヤーとして

活躍できる場など与えられる訳もなければ、

努力しない者が活躍できるほど甘いものではないのではないだろうか。

人と比べてはダメですよ。(斉藤一人)

長者番付の常連としても知られる実業家、

斉藤一人の名言

「人と比べてはダメですよ。
つねに自分を基準にして、出発点から
どれくらい自分が上がったんだろうか見る。
人と比べるとあわてるよ。」

周りの人間や環境にプレッシャーや影響を受けるのではなく
自分のペースで成長を確認しながら前に進むことは重要ですね。

これは、自分だけでなく、部下や後輩などにも当てはまります。

人には必ず得手不得手があります。
小学校の時の授業を思い出せばわかりますが、
同じようにやってても、早い人、遅い人
上手い人、ヘタな人、ひとそれぞれ。
それが、教科や分野によって変わってくるから面白い。

全てが完ぺきな人間もすべてがダメな人間もいないのです。

部下や後輩が、思うように仕事が進んでいないときや
指示した通りに仕事が出来ないときなど
日常業務の中でももどかしいことは尽きませんが
そんな時は、斉藤一人さんの言葉を思い出して
部下の成長速度に合わせた指示や教育に転換するのも一つかもしれませんね。

ただ、悠長なことを言ってられる状況じゃないこともありますが。(笑)

アウトプットを前提としてインプットすることを意識する

インプットとアウトプットという言葉は

いろんな場面でよく使われるので、

知らない人はいないと思いますが、

どれほどの人が普段から意識しているでしょうか?

今回は、アウトプットを意識することによって

インプットの効率を上げるというお話。

簡単にいうと、

あとでアウトプットするつもりで

いろんな情報を頭にインプットするということです。

これにより、情報の取捨選択や整理がスムーズに行えるばかりか

重要な部分を確実に捉えることができます。

例を挙げると、

テレビのニュースを何気なく見ていても聞き流して終わるだけで、

特に興味がない話題は、詳しいことなど覚えていないことが往々にしてあります。

でも、ニュースを見る前に、

「これから見るニュースの内容を後でレポートにまとめてもらいます。」

「今から流れるニュースの要約を明日の朝報告してもらいます。」

という話があったらどうでしょう?

かなり集中して話を聞き、どこで何があったのかメモを取るなり、

覚えるなりして、備えるはずです。

入ってくるのは同じ情報なのに、意識するかしないかで

頭に残る情報量には相当の差がでます。

会社や仕事では、

たとえば、会議や面接の時には、議題(話題)の中から

最後に絶対2つ質問する、とか

セミナーや講習を受けるときには、

翌日、報告するつもりでレポートを書く、など

事前にアウトプットを意識して臨むだけで

同じ時間が非常に有意義な時間になることが少なくありません。

こういった事を日常的に意識すると疲れるので大変ですが、

意識することで見えてくる問題もありますし、

周りとの差も生まれてきます。

集中するべきときにして、気を抜くときはトコトン抜く、

ONとOFFを間違えては元も子もありませんが

何気ない会話からもいろんな発見があるかもしれませんね。