- アメリカでは、7月4日は独立記念日(Independence day)
数少ない祝日の一つであり、一大イベントでもあります。
そして、独立記念日といえば、花火です。
市や団体は、地域の学校や大きな公園、海沿いなどで、こぞって大きな打ち上げ花火を開催します。
一般の人々の花火はどうかというと、信じられないかもしれませんが、アメリカでは花火が禁止されている場所も多く、手持ち花火や小さな打ち上げ花火すら普段はすることができません。
ところが、この独立記念日間近になると、花火が許可されている市では、スーパーの駐車場などに仮設の花火販売店舗が乱立。
子供から大人までたくさんの人が群がります。
かく言う私もオレンジカウンティーに住んでいたころ、Costa Mesaで花火をしました。
花火が許可されていると言っても、どんな花火でも良いわけではなく、打ち上げ花火でも高く上がるものは禁止・・・以前近くで違法花火(ダウンタウンやチャイナタウンで手に入るという)を上げているのを見ましたが、間髪いれずにヘリコプターに光で照らされ、それこそ5分もしないうちに消防車が来て違反切符を切っていったのを見て驚いた記憶があります。
今年は乾燥して山火事も多いため、花火を控えるように呼びかける声が上がっているぐらい窓際に追いやられる花火たち。
ただ単に花火をする側の自覚の問題のように感じますが、意外なところで厳しい規制が目立つアメリカです。 銃は持てても花火は出来ないようです。