アメリカ中年男性が経験する40-Years-Crisis

アメリカで仕事をしていた頃、同僚と話をしているとアメリカでは40-Years-Crisisなるものが存在し、40歳をすぎた男性が突然会社を辞めて全く違うことに没頭したりするらしいことが判明しました。

酷いときには「医者」を辞めて「ロックスター」を目指したりしちゃうとか・・・

で、よくよく聞くと、彼女の旦那が突然スポーツカーに乗り換えたり携帯メールのしぐさが怪しかったりと、素行が突然変わって来たのだとか。

まぁ本人も気づいているように単に浮気の疑いがあるだけなのかもしれませんが、確たる証拠がないと、離婚すると不利になる・・・ということで現在は別居中。

カリフォルニア州では、通常の離婚は、資産を50:50と平等に振り分けるため、家や家財を分けて終り、というパターンが多いのです。

でも、片方の浮気が原因となると話は違ってくるようで、裁判所や陪審も誠実な方の見方をしてくれるのだとか。(その為には確たる証拠が必要)

子供がいる場合は少し複雑になるようですが、実際には裁判所の決定に従わざるを得ないので、どれだけHard Evidenceを持っているかが重要なのだそうです。

ちなみに、アメリカの離婚率を聞くと、初婚では50%が離婚、再婚では70%が離婚するという異常な統計が出ているようで、彼女は「なぜ皆再婚するのか意味が分からない」と言っていた。

おそらく、ブラッドピットとアンジェリーナジョリーのようにパートナーとして結婚せずに同居するというのが一般的に受入れられていることもあっての意見だと思いますが。

か~なり話が逸れましたが、問題の「40-years-crisis」、本人はそれほど意識がないようで「まとも」だと思っているから性質が悪いそうです。

解決策は分かりませんでした。(笑)

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