Archive for 経営思考

事業継承の難しさを痛感! 業績悪化が止まらないワタミ

ここ数年、業績が悪化する一方のワタミの経営

そんなワタミの創業者である渡邉美樹 参議院議員への

インタビュー記事(東洋経済)を読みました。

業績の悪化で苦しんでいる状況の中でも

「ワタミに戻ることは1000%無い」と言い切り、

銀行の担当者には、「自分の持ち株を全部出す」と話すなど

とても潔く聞こえる内容です。

渡邉氏に限らず、

ジャパネット高田の高田氏やユニクロの柳井氏を見ていると

ワンマンであればあるほど、

規模が大きくなればなるほど、

事業の継承は難しいと感じる。

業績が悪くなると創業者として黙っていられない

というのが本音かもしれないが、

渡邉氏の場合、国会議員になってしまったものだから

後には戻れないという部分もあるかもしれない。

ここまで業績が落ちるとは予測していなかったと思うが

この状況でも「ワタミは血を流しながら、前に進もうとしている」と

言えるところを見ると、まだ余裕があるのだろうなぁと感じる。

会社というものは、「誰かがいなくなっても何とかなるもの」

でなければならないが、これは経営者としても同じである。

代わりがいないのであれば、作るしかない。

一人で代わりが務まらないなら、

何人かに仕事を分けてでも「代わり」を作っておくべきである。

まぁ「言うは易し」ではあるが。

ワタミと言えば、ブラック企業批判の代表格ではあるが

一代であれだけの企業を作ったのは事実。

経営者としての経験を政治家として生かしてほしいものだ。

議員としての任期が終了する3年半後、何をするのか楽しみだ。

小さな失敗を積み重ねる・・・

ちいさな失敗を積み重ねることによって、成功が見えてきます。

「平等」ではなく「公平」であるべきではあるが・・・

「平等」という言葉は、

みんなが同じように扱われるという印象を与え、

聞こえが良く、心地よく感じる人もいるかもしれない。

社会主義の考え方として取り上げられることもあります。

一方、良く似た言葉で、「公平」という言葉があります。

これは、「えこひいきしない、一部だけに手厚くしない、偏らない」と

ともすれば「平等」と同じような意味に聞こえますが、

「平等」と「公平」には大きな違いがあります。

たとえば、平等というのは、全員同じように配分することで

食糧の配給などがそうですね。

今はメニューが選べたりするようですが、

昔の学校給食は、体の大小や男女関係なく、

全員が同じメニューで同じ量という「平等」な食事でした。

極端な話ですが、学校で何もしない人も

頑張って勉強した人も「平等」に同じ食事にありつけます。

これに対し、「公平」というのは、

時給900円で5時間働いた人は、4500円の収入、

同じ時給でも10時間働いた人は、9000円の収入、

という風に、「一定の基準」で評価された結果が偏りなく反映されるものです。

よく「不公平」という言葉が飛び交いますが、

これは、「一定の基準」が「公平」ではない場合に当てはまります。

たとえば、先ほどの例で、

5時間働いた人が9,000円を得たりすると金額は平等に配分されていますが、

「不公平」と言われたりします。

ただし、労働の場合、生産性の問題が直結するため、

厳密に「公平」な判断をするのは困難です。

同じ仕事を5時間で終わらせるAさんと、

10時間かかってしまうBさんがいて、

上記の例だと、Bさんのほうが収入が多くなってしまいますが

会社にはAさんのほうが貢献しています。

この辺りの評価が非常に難しい。

残業代のためにダラダラと仕事をしている人のほうが

収入が多いとなると、定時内に頑張るのが馬鹿らしくなったり

モチベーションにも影響します。

通常は、人事考課やボーナスでカバーすることが多いのですが、

いずれにしても、公平性を保たなければ組織は成長しませんね。

あなたは多い?少ない? スマホの平均利用アプリ数は●●個

あるデータによると、スマートフォンの利用時間の平均は、

一人一日1時間48分で、その約70%がアプリの利用だそうです。

そして、平均利用アプリ数は、28個とのこと。

ゲームなどのアプリや、ショッピングサイトなど、

さまざまなサービス提供会社は、この28個の中に

いかに食い込めるかを争っているそうです。

フリマアプリの「メルカリ」などは、

ここ最近一気にブレイクした成功例かもしれませんね。

フリマアプリでは、他にも「ラクマ」や「フリル」などがありますが、

現在は、「メルカリ」の利用者が一番多いのではないでしょうか。

アプリの普及や利用率も重要ですが、

やはりマネタイズが出来なければ意味がありません。

特にショッピングサイトなどは、

検索しやすく、買い物手順はシンプルにするなど

工夫が必要ですね。

ちなみに、Hameeさんが提供しているネットショップやモールの

一括管理システムであるネクストエンジンでは、

メイン機能の受注や在庫管理とは別に、アプリとして

楽天の自社ショップをスマホアプリに変換できる機能も提供しています。

今はもう、パソコンの売上よりもスマホの売り上げの方が

伸びている時代なので、スマホ対策は重要ですね。

P.S.ちなみに、私が使っているアプリの数は、36個でした。
(インストールしていても、使っていないものは除きました。)

ところで、スマートフォンを略して言う場合、

「スマホ」と書く人と「スマフォ」と書く人がいますね。

私は「スマホ」の方が若干打ちやすい気がします。

まぁどっちでもいい話ですが。(笑)

凡人が天才にかつ唯一の方法

それは、ズバリ 努力することです。

ただ、やみくもに努力しても勝てません。

計画的な努力です。

努力を続けるためにはスケジュールが必要です。

スケジュール通りに進めるためには目標が必要です。

目標を定めるためには、最終的な目的が必要です。

「いつまでに何をどうするか」を具体的に決めます。

「いつか海外旅行に行きたいなぁ」

ではなく、「来年の夏休みに一週間海外旅行に行く!」と決めて、

予算や休暇、仕事の都合など全てスケジュールに入れてしまえば

だいたいは実現可能になります。

目的や目標が具体的であればあるほど、

実現の可能性が高くなるので、

計画段階で出来る限り現実的に考えることが重要です。