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アメリカの銀行口座を取得する

日本の金融危機が叫ばれて久しい現代

どこにお金を置いておけば安全なのか、

答えはありませんが、

リスクを分散しておくにこしたことは有りません。

ということで、日本に居住していながら

アメリカの銀行口座を作れる銀行のお話です。

外貨口座というとCiti Bankを思い浮かべる方も多いかと思いますが

私が持っているのは、三菱東京UFJ銀行系列の「UNION BANK」、

日本の住所でアメリカの銀行口座が開設できました。

たまたま出張で行った際に、銀行員に声をかけられて勧められるまま

手続き完了しました。

日本の窓口で手続きできるかどうかまでは知りませんが

ロサンゼルスカウンティ(郡)やオレンジカウンティ(郡)など

カリフォルニア州中心に点在する支店に行くことが出来れば

パスポートの提示で日本の住所で手続きでるはずです。

もともとUnion Bank Of Californiaとして設立された

カリフォルニア基盤の銀行で、三菱東京UFJ銀行も

資本関係のあるグループだったのですが、

数年前に三菱東京UFJ銀行が100%所有するようになり

ますます日本人向けサービスが充実しています。

出張や旅行の際についでに開設できるので、

選択肢の一つとして考慮したいものです。

円高水準も気になるところですが、

将来的な物価や為替リスクを分散する意味でも、

コツコツと資金を分けておくのも得策ではないでしょうか。

私はBank of Americaの口座も保有していますが、

非居住者(日本居住者)の口座保有を認めていますが

アメリカにMailing Address(郵送先の住所)が無いとダメのようです。

 

アメリカのクレジットスコア

このほど、Bank of Americaから手紙が届き、

Equifaxの私のスコアが750を超えているということで、

新しいクレジットカードのオファーが届いた。

アメリカでは、個人の信用力の物差しとして

クレジットスコアなるものが導入されています。

これは、クレジットカードの使用状況(履歴)や公共料金の支払い状況(履歴)など

いろんな金融面の過去の経歴(クレジットヒストリー)を集計したうえで

総合的に点数が付けられるという仕組みです。

信用力の点数は、基本的には、三つのクレジットビューロー(Credit Bureau)

と呼ばれる信用情報機関による格付けによって決定されます。

(Equifax、Experian、TransUnionの三社)

この情報は、全米のクレジットカード、消費者ローン、住宅ローン、携帯電話、公共料金、家賃、物品レンタルなど、個人のさまざまな金融活動や消費活動について、個人の利用や返済に関する履歴が集約されます。

各ビューローは、これらの情報を元に独自の計算方式でクレジットスコア(信用偏差値)を算出しています。

スコアは、300点から850点

低い点数の人は、信用力が低いとみなされ、預金金利が低くなったり、リボ払いや住宅ローンの金利は高くなり、それとは反対に、点数の高い人は、預金金利は高く、ローン金利は低く設定されます。

平均点は680点から700点。750点以上は優良な顧客。620点以下がサブプライム層で、信用力の低い人といわれているようです。

サブプライムローンは、この層の人たちを甘く誘い、住宅ローンを組ませたことが原因とされています。

私の知り合いで、アメリカ駐在から帰国した際、

数十ドルの公共料金の支払いが漏れていたばかりに

数年後にアメリカに戻った時にはクレジットヒストリーに傷がついており

スコアが下がってしまっていたようで、支払いを済ませても

その後、アパートを借りるのを断られたり、保証人を求められたり

新しいクレジットカードの審査が通らず作れなかったりと

しばらく不便な生活を強いられた方がいました。

クレジットカードの利用額を締日通りに支払い、

水道光熱費など公共料金などの支払いも定期的に請求通り支払っていると

スコアは落ちることなく、ある程度までは上がります。

ただ、支払いが遅れたり、怠ったりすると

一気に信用度が下がってしまうので要注意です。